先日、『クラウドバンク』に質問をしていた件で回答がありましたので記事にしたいと思います。
『クラウドバンク』に先日の台風被害に関する質問メールを送信
前回の一部償還&中小企業支援型ローンファンドに再投資での記事にて少し書いたのですが、日本列島に甚大な被害をもたらした台風15号・19号に関して『クラウドバンク』に質問メールをお送りしました。今回の台風・大雨により被害に遭われた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
『クラウドバンク』に質問した内容は下記2点です。
- 今回の台風によって投資案件で被災した案件はありますか?
- 被災した案件があれば今後どのような影響があるか教えて頂けますか?
質問した理由は太陽光パネルが川を流れている映像を見たから
被害状況を報道等で見ている時に太陽光パネルが川の氾濫で流されている映像がありました。その時、ソーシャルレンディング投資で開発中の太陽光案件や不動産案件が順調に運用されているのか?または投資案件の担保が毀損しているのか心配になりました。太陽光発電が行われているのは山奥が多く、土砂崩れ等で太陽光パネル等のが流されていないか?また、開発途中の土地が被災して復旧が必要にならないかと心配したからです。
一部の不動産投資型クラウドファンディング会社は案件の台風被害に関する情報を報告してくれていたようですが、ソーシャルレンディング会社ではあまりそのような話を聞かないので『クラウドバンク』に質問させて頂きました。
すぐに『クラウドバンク』から回答が帰ってきました
質問メール自体は先週の金曜日の夜にお送りしました。返信メールが来たのは月曜日の18時頃です。このレスポンスの速さは好感がもてますね。肝心な回答内容は以下になります。
- 融資先等にヒアリングを実施しているが、現時点で担保価値や返済に影響がある事象は確認できていない
- 今後、ファンドの運用に影響する被害が発生した場合はWebサイトやメールで知らせる
- 融資先には被災した・しないに関わらず返済する義務がある
- 融資先の事業が予定通り進捗しなかったり、資金繰りが悪化した場合は分配金・償還が遅れる可能性有
- 分配金・償還が遅れる場合は連帯保証人の債務保証の履行や担保売却を実施する
- 債務保証の履行や担保売却を行った場合、利回りの低下や元本毀損の可能性は有
※『クラウドバンク』への投資の際には貸付先に関するリスクについては、匿名組合出資持分契約締結前交付書面3ページ以下の『各対象債権にかかるリスク』等に記載してあるので、当該書面を熟読して理解したうえでご自身の判断にてお願いいたします。https://crowdbank.jp/pdf/tk_contract.pdf
以上が返信内容になります。『クラウドバンク』の丁寧な返信内容は流石ですね。3~6に関してはソーシャルレンディング投資をしている人なら十分に承知していると思います。今後、投資する時には交付書面のリスク項目を読んでみる事にします。
今後、何か影響が出たらWebページやメールにて連絡が来る
今回、質問メールを送信した事で『クラウドバンク』が融資先に対してヒアリングを実施している事が分かりました。また、投資案件に今後何か影響があればWebページやメールにて連絡をくれる事も分かりました。もし皆様の中で同様の心配をされている方がいれば、少しは安心できたのではないでしょうか?今回の記事が少しでも皆様の参考になればと思います。
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