4年余り使用してきたドラム式洗濯乾燥機から漏水が…
埼玉県上尾市に引越してくる前にビックカメラ有楽町店にて購入した東芝製のドラム式洗濯乾燥機TW-117X5Rから漏水すると奥様から相談がありました。高額商品だけに熟考して決めた商品でしたので気に入って使っていました。最初は乾燥もふんわり乾いていましたが、年数が経過すると乾きが悪くなったり、ダクト周りについてしまうゴミが掃除出来ない等のストレスも感じておりました。漏水にかんしても微小漏れでしたので、初めは気にしていなかったのですがいつまでもこのまま使用するわけにはいかないのでメーカー修理に来て直してもらおうと考えておりました。
ビックカメラの5年保証に加入していた事が判明!
メーカー修理をお願いしようと取扱説明書がしまってある書棚をあけるとビックカメラの領収書と5年保証に入っている事をしめす5年保証のレシートが入っておりました。購入年月は2017年2月に購入なので4年しか経過していないので保証対象内である事が確認できましたので、早速ビックカメラの保証・修理の問合せ窓口に連絡して、修理の手配をして頂く事が出来ました。翌日にはメーカー修理の方から連絡があり訪問日が決まりました。
2度メーカー修理にて対応するも直らず
修理の方に1度見て頂いたのですが、漏水は止まらなかった為に再度ビックカメラに修理を依頼してメーカー修理の方に見て頂きました。2回目の訪問では部品をかなり交換して頂いたのですが漏水は止まらずに、今度は乾燥運転すると洗濯乾燥機から異音がするようになってしまいました。この時点で修理対応では治らないのかもしれないと思い始めていました。修理員の方も原因がわからないようでした。
ビックカメラに交換対応(全損保証)を要望
ビックカメラの5年保証には全損保証という項目があります。修理不能かまたは修理金額が購入金額の80%を超える場合に適用される規定です。2度修理に来て頂いて、1度も直らないので商品を交換して欲しいと要望したのですが、『メーカーから修理不能であると報告が必要であり、そのような報告がメーカーから来ていないので対応できない』旨の回答がありました。その為、再度メーカーから連絡を頂くように手配をして頂きました。翌日メーカーから連絡があり、訪問して修理したい旨のお話がありましたが、拒否して商品の交換をメーカーに直接要望しましたが、断られました。その為、ビックカメラに対して修理不能であると報告して欲しいと要望して、了解を頂く事が出来ました。
メーカーの電話が終わってから直ぐにビックカメラに連絡して今までのやり取りを報告しました。
- メーカーから商品交換を拒否された事。
- メーカーからビックカメラに修理不能の報告を入れる事
- 今までの対応から東芝以外のドラム式洗濯乾燥機に交換したい旨
ビックカメラからは『修理不能の報告は、通常お客様宅を訪問して現場から連絡が来る』と言っていましたが、先程メーカーから言われている事を確認して連絡を頂けるようになりました。
その日の夕方頃にビックカメラから連絡が有り、全損保証を適用する旨の報告がありました。但し、現状同等品の交換なので
- ドラム式洗濯乾燥機に交換する事
- 東芝以外のメーカーに交換する事
をお願いされました。こちらも2点に関しては了解しました。保証金額は商品購入金額(税別)までとし、既存品である東芝TW-117X5Rのリサイクル料金については自己負担になる旨を言われました。ビック&コジマの店舗ならどこでも対応可能になっているとの事で、交換の際は5年保証の保証書を持参するように言われました。
交換候補はシャープES-W113に決定!
交換が決定したので、あとは商品選択です。4年前からドラム式洗濯乾燥機は進化していました…
- 洗剤/柔軟剤 自動投入機能が搭載されている
- 乾燥フィルター 自動お掃除機能が搭載されている
- IoT家電対応になっており、wifi接続が可能になっている(喋る)
またドラム式洗濯乾燥機で感じた残念な点
- やはりドラム式は叩き洗いの為、縦型に比べると洗浄力が落ちる
- 乾燥の乾きが段々悪くなっていく(排気ダクトのお掃除しやすさ)
- 乾燥した時に嫌な臭いがする(経年&低温ヒートポンプ乾燥の弱点)
以上の残念な点を克服出来て、尚且つ最新機能を搭載している最新ドラム式洗濯乾燥機…それはシャープのES-W113でした。最新機能は全て装備しており、なおかつドラム式洗濯乾燥機の弱点の対策もされています。シャープのES-W113に決めた理由は下記の5点です。
- 洗剤自動投入機能がある事
- フィルター自動お掃除機能がある事(ES-W113のみ)
- ドラム式の叩き洗いに加えて、ひまわりガラス&ドラム内の凹凸によりこすり洗い効果がある
- ヒートポンプ乾燥+ヒーター乾燥のハイブリット乾燥(シャープのみ)でふわっと乾燥
- プラズマクラスター(シャープのみ)で除菌しながら乾燥するのでいやな臭いがしない
5年保証を利用した商品交換方法(値引等)
5年保証を利用した商品交換の場合、既存品の購入レシートに記載されている商品の購入金額(税抜)までが保証されます。その為、その金額以内ならば商品代金は不要です。交換する商品が既存品より高い場合は差額を負担する事になります。
今回の場合、東芝のドラム式洗濯乾燥機が約18万でしたのでそれ以上の場合は追加負担になります。シャープのES-W113は店舗での値段は¥298,000ーとなっておりました。この場合は約12万円の差額を負担する事になります。ここで、いくつか疑問がありました。それは
- 新商品の購入金額は普通に店員さんと金額交渉した最終金額から更に保証金額を引いてくれる?
- 5年保証の話をすると値引きをあまりしてくれないのではないか?
そのため今回は、5年保証の話を一切せずに店員さんと価格交渉をして税込24万まで価格が下がった所で5年保証の話をしました。店員さんは5年保証の件をわかっていない様子で、しばらくカウンターで待たされた後、別の店員さんに対応してもらいました。5年保証もつけると当初の店員さんは言っていたのですが、やはり5年保証は付けられずに24万円から18万円を引いた6万円にて交換する事が出来ました。店舗で5年保証の証明書は回収されてしまいます。あとはリサイクル料金もお支払いして、商品配送の手配等もして頂き店舗をあとにしました。
5年保証を利用した場合はメーカー1年保証のみ
5年保証を利用した商品交換の場合は5年保証を付けられません。メーカー保証の1年保証のみとなります。もし、交換商品の値段交渉をする場合は5年保証は付けないでいいので値引きするように頼んでみましょう。
シャープのAIoT家電登録(COCORO WASH)に手こずる
シャープのドラム式洗濯乾燥機に交換してもらって直ぐに使用する事は出来るのですが、wifiルーターを経由してインターネットに接続してあげる事でシャープのスマホアプリ(COCORO WASH)を利用した色々な機能を使用する事が出来ます。
- 洗濯機に行かなくでもスマホで残り時間(完了時間)が分かる
- エラーが発生した場合もスマホにお知らせ&エラー内容や解決策が分かる
- フィルター清掃時期をお知らせしてくれる(自動お掃除)
- 洗剤や柔軟剤の銘柄を指定して、その洗剤/柔軟剤に最適は量を自動投入してくれる
しかし、COCORO WASHアプリを利用するにはまず、製品本体をwifiルーターを経由してインターネットに登録する必要がありました。これに相当苦労しました。多分、途中で諦めてしまう人も多いと思います。(ちなみに有料にて設定して頂けるサービスがあるようです。)
最初はルーター側面に記載されている暗号キーを入力すれば設計は設計完了すると思いましたが、上手くいかず。説明書等を調べてみるとBluetoothはONに設定して、5G帯ではなく2G帯で接続となっていたので、BluetoothをONにしてさらにSSID 2Gにて接続を試みるも認識はされるのに登録完了まで至らないで終了してしまいます。その手順は
- 家電登録を選択
- これから洗濯機と無線LANアクセスポイント(ルーター)を接続するを選択
- アクセスポイントを選んで接続(ID パスワードで接続する)を選択
- ドラム式洗濯乾燥機を選択
- ES-W113に接続を選択
この後、アプリでは手順をスクロールして確認して下さいとなりますが、この説明が分かりにくいです。
- 電源を入れ、『聞いて』キーを長押し
- 『ダウンロードコース』キーを押す
- 洗濯機に『b-P』の表示がでたら、アプリの『次へ』を押して家電とルーターとの接続をして『アプリに登録』を押す ⇒ここが難所です!
- スマートフォンの設定のwifi画面から『AP-SHARP-**』を選択した後、アプリを再度開く
その為、洗濯乾燥機本体でwifi設定のリセットや初期設定を何度か試みるものの失敗、とうとう1日目では設定完了できませんでした。皆さん③で挫折してますよね。それ以降、ブログ等で検索してみるとかなりの方が設定で挫折しているのが見受けられました。とても良い機能なので、この点は改善を希望したいですね。手順3~4について解説すると
- 『b-P』状態にする前にスマホのwifiを2G帯に設定しておき、アプリの『次へ』を押すとスマホ(iphone)のCOCORO WASHの設定画面に飛びます(ここが分かりにくい)そこで位置情報の許可をする
- そのままスマホの設定からwifiの選択画面に行くと『AP-SHARP-**』が現れていれば第一段階はクリアです。その次に『AP-SHARP-**』を選択する。
- COCORO WASHアプリに戻ると『ES-W113を登録しますか?』と表示されれは第二段階クリアです。アプリの登録ボタンを押して登録完了したら作業完了です。
私の場合は、アクセスポイントを選んで接続をしていた場合は最後の家電登録ボダンを押しても登録が完了しない現象で登録完了出来ないでいましたが、2回目以降は下記手順で試行錯誤してようやく完了する事が出来ました。
- 洗濯機本体の設定『A4』で無線モジュールを初期化する
- 洗濯機本体の設定『A2』で無線LAN接続を行う
- 洗濯機本体に『b-U』の表示になったら洗濯機の『スタート』キーを押す。すぐにwifiルーターの『機能』ボタンを長押しする(私の場合はソフトバンクのwifiルーターです)
- 洗濯機本体に『b-1.2.3』表示になったら、COCORO WASHアプリの家電登録⇒すでに洗濯機と無線LANアクセスポイントを接続している⇒『ES-W113』を登録
ポイントとしては家電登録完了するのにはちょっと時間がかかるので、1-2分くらい待つことでうかね。家電登録が成功すると洗剤登録が出来るようになりますので、そこで確認が出来ます。
費用はかかりましたが、最新の家電に交換出来て大満足!
COCORO WASHアプリの家電登録には苦労しました。スマホ2台に家電登録をしようと試みましたが、出来ないようです。もし、スマホ2台に登録出来た方がいらっしゃいましたらコメント頂けると嬉しいです。
最新のドラム式洗濯乾燥機は以前より洗濯の時間が短くなり、乾燥はふんわりして、洗剤自動投入・乾燥フィルター自動掃除でとても快適に使用出来ています。追加費用はかかりましたがビックカメラの5年保証に入っていて良かったと思いました。大満足です!皆様にも今回の記事が参考になればと思います。
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